米財務省が18日発表したところによると、中国が保有する米国債の残高は7月末までに前月比195億ドル増の1兆1700億ドルで、6カ月連続買増しをされていることが明らかになった。
ブルームバーグが19日付で伝えた。
それによると、日本が保有する米国債は1兆1100億ドル、前月比223億ドル増で、増え幅として4年来最大だった。6月まで日本は8カ月連続米国債の海外最大保有国を続けたが、今年6月から中国に逆転された。日中両国が保有する米国債は同国国債残高の3分の1以上を占めた。
ブルームバーグは、中国が資本規制を行った結果、外貨準備高は7ヶ月連続増加して3兆0900億ドルまで膨らんだ。資本流出圧力が緩和され、人民元為替の安定につながったと報じた。