中国、米国債保有残高13年振り低水準

米財務省が現地時間18日に発表した2022年11月の国際資本統計(TIC)によると、11月末現在中国が保有する米国債の残高は、8700億ドルと13年振り低水準だったことが明らかになった。
 世界で米国債保有上位2カ国は日本と中国で、日本は22年7月から4カ月連続米国債を売却したが、11月に178億ドル分の買い増しを行い、保有残高を1兆822億ドルにして1位を維持した。同月中国は78億ドル分減らして保有残高は8700億ドルとなった。 
 中国は22年5月、米国債226億ドル分を売却し、2010年5月以来キープしてきた1兆ドル超を13年振りに割り込んだ9808億ドルとなった。
 中国は2022年初に保有していた米国債残高は1兆601億ドルだったが、11月末までおよそ1900億ドル分売却したことになる。

 

 

 

 

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