中国国家統計局が16日発表した今年第1四半期(1~3月)の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比5.3%増の29兆6299億元(1元=約21円)だった。
政府の掲げる通年成長目標の5.0%を上回り、23年第4四半期(10~12月)比では1.6%増となった。
インフラ投資は6.5%増で、製造業投資は9.9%増の反面、不動産開発は9.5%減だった。
国民一人当たりの可処分所得は価格変動を除いた実質ベースの伸び率は6.2%増の1万2539元で、うち、都市部では5.3%増の1万5150元、農村部では7.7%増の6596元だった。