中国通信キャリア最大手の中国移動(チャイナモバイル・0941)が23日発表した22年度決算の売上高は10.5%増の9373億元、株主に帰属する純利益は8%増の1254億5900万元、EPSは5.88元だった。
期末配当として1株当たり2.21香港ドルを実施する予定で、中間配当と合わせて通年の現金配当は前期比8.6%増の4.41香港ドルで、配当性向(比率)は67%に達する。
決算発表会で、同社楊傑董事長(会長)は、23年の収益規模について1兆元を超える見通しを示唆し、配当性向についても70%を目指すと語った。