中国の宅配便業務に携わる宅配員の数は2016年から50%増の300万人に達し、業界従業員の平均月給は6200元(1元=約16円)であることが明らかになった。
第一財経商業データセンター(CBNData)と蘇寧易購がこのほど共同で発表した「2018年宅配員階層洞察報告」で明らかにした。
それによると、中国ネット通販の急速な発展に伴い、2016年からの取り扱い量が57%も増え、2018年通年の宅配荷物の取り扱い量は490億個になると見込まれている。それに伴って従業員の数も2016年比で50%増の300万人を超えたという。
また業界従業員の平均賃金が6200元で、平均労働時間は8時間を超えるという結果が出ている。