富智康集団 第3四半期赤字拡大

 台湾鴻海(ホンハイ)精密工業傘下、携帯端末EMS(受託製造サービス)大手の富智康集団 (FIHモバイル・2038)が2日発表した第3四半期(1~9月)の売上高は前年同期比18%増の70億ドルで、損益はマイナス3846万2千ドルで、同471%赤字が拡大した。
 また12月31日までの通期予想でも、前年の純利益5642万ドルに対して赤字転落の見通しであることを明らかにした。
 赤字転落の理由について、世界的景気後退と地政学的リスクのほか、中国国内の工場がCOVID―19の持続的影響を受け、断続的に起きる工場の閉鎖などを挙げている。

 

 

 

 

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