中国配車サービス大手の滴滴出行(DIDI)は16日、米国・NY市場での上場廃止を巡り5月23日の株主総会で投票により決議すると発表した。米国での上場廃止の前に如何なる証券取引所での再上場もしないとしている。
滴滴は同日、第4四半期(10月1日~12月31日)の業績速報を発表した。
それによると、第4四半期の売上高は408億元(約64億ドル)で、その内、中国国内業務の売上高は375億元(約59億ドル)、国際業務は10億元(約2億ドル)、その他セクターは23億元(約3億ドル)だった。
株主に帰属する損益はマイナス3億8300万元(約6千ドル)だった。