中国医薬品大手の石薬集団(CSPC・1093)が27日発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高が11.5%増の89億8300万元、純利益が11.6%増の17億2400万元だった。
売上高のうち、医薬品部門は17.7%増の75億6100万元で、呼吸系薬品以外、全分野治療薬が前年同期比ともに成長した。一方、原料薬部門は8.0%減の9億3500万元で、うち、ビタミンCは11.8%、抗生物質は3.6%、機能性食品その他は21.0%それぞれ減少した。カフェインなど製品価格の下落に理由があるとしている。
当期研究開発費は16.0%増の11億6900万元で、臨床または申告段階にある重点薬品は60品目に及ぶという。