ロス米商務長官は11日、米中間で重大な貿易協議について合意したと発表した。
米商務省は5日の金曜日、中国向け輸出の牛肉や液化天然ガス(LNG)と中国から米国向け輸出の鶏肉や関連製品と金融取引に関する内容が含まれた米中貿易関係に関する10大協議リストを公表した。
FTによると、中国は米格付け機関とクレジットカード企業に市場を開放することを約束し、米産牛肉の輸入も再開することに同意したという。
これは4月の米中首脳会談で合意した貿易不均衡の是正を目的とした「100日計画」の一環で、米中二大経済国間の貿易関係を確立する新たな一歩だと米側は指摘した。
なお、14日から北京で開かれる一帯一路サミットに米政府は代表団を派遣すると同時に発表された。
(FTほか)