中国内陸都市の重慶の2022年域内総生産(GDP)は2兆9129億元で、広州の2兆8839億元を上回り、史上初めて広州を抑えて上海、北京、深圳に続き、中国4位の都市になったことが明らかになった。
西部の都市として上位4大都市に仲間入りするのは重慶が初めて。
GDP総額で見た中国の都市ランキングでは、上海が4兆4700億元、北京が4兆1600億元、未発表の深圳は推定で3兆2千億元に続き、2兆9129億元の重慶は4位に並んだ。
2022年、重慶の自動車産業の付加価値は7.1%、製造業の投資は8.8%それぞれ伸びたほか、新エネルギー車は2.4倍、太陽光発電パネルは40.1%、産業ロボットは31,8%と前年対比で増えている。
ところが、重慶の人口は3212万人、広州より1330万人も多く、面積も8万2400平方メートルで広州の11倍の広さで、一人当たりGDPでは、広州の15万4千元と比べると、重慶は9万660元までで、依然大きく差がつけられている。