ＩＭＦ　香港の米ドルペッグ制を支持すると表明

国際通貨基金（ＩＭＦ）は２０日、評価報告を公開し、２０１５年１２月１５日に纏めた香港経済と金融状況に関するレポートを肯定し、香港ドルの米ドルペッグ制を引き続き支持するとの立場を改めて表明した。新華社通信がＩＭＦのレポートとして伝えたところによると、ＩＭＦは香港政庁の積極的財政政策と穏健な金融市場監督管理制度及び不動産需給管理措置を支持する。ＩＭＦは香港のドルペッグ制を支持することを改めて表明する。世界金融サービスと融合した小規模でかつオープンな経済地域にとってドルペッグ制は香港の金融安定化の定石であると指摘している。ＩＭＦはまた２０１５年の香港のＧＤＰは２．２５％の成長を予測し、２０１６年には２．５％伸びるだろうとの見通しを示した。（中国証券報）