中国B2C最大手の京東(ナスダック上場・JD)創業者で董事長の劉強東氏は名門の清華大学設立107年(4月29日)に当たって2億元(1元=約17円)寄付したことが明らかになった。
テンセント科技が28日伝えた。
京東によると、同寄付金は清華大学の蘇世民書院のほか、同大学の量子計算、AI研究、サプライチェーン、物流等プロジェクトの研究開発に支援に充てるとしている。
この寄付と同時に京東集団と清華大学との間で戦略的提携を結んだと発表し、双方はイノベーション、科学技術の研究開発、人材育成の面で深く協力し、産学研共同発展と研究成果の応用ルートとモデルについて模索することになっている。
劉董事長は昨年の6月、母校の中国人民大学設立80周年の際に、人民大学京東基金としてとして3億元を寄付している。