中国外為取引センター(CFETS)は29日、人民元為替指数構成の通貨バスケットを調整すると発表した。
それによると、人民元為替指数を構成する通貨バスケットに新たに2016年取引される11種の通貨を追加し、指数に占める米㌦の割合を現在の26%から22%へ引き下げることになった。
これまで元指数の通貨バスケットは13の主要通貨で構成されていたが、2017年1月1日から、韓国のウォンなど11通貨が加えられ、合計24通貨となる
CFETSによると、新たに追加された通貨は中国の主要貿易相手国が網羅され、より代表的な指数になったという。
専門家は、調整後主要通貨の割合はともに下がり、元指数に対する単一通貨の影響がよわまるだろうと分析した。(中国ネット)