孫正義氏と同じスタートラインに

 ソフトバンクグループ(SBG)、孫正義会長のアリババへの投資で2千倍以上の利益を手に入れたことが現在も投資家間の語り草になっています。ヤフーへの投資成功でアリババはSBGにとって2匹目のドジョウとなったわけですが、SBG傘下のビジョン・ファンドはアリババに次ぐ2匹目、3匹目のドジョウを狙って中国ではスタートアップ企業を含め、200社以上にも投資しています。このコラムで取り上げた衆安保険や平安健康、貝殻找房、携程など業界トップ企業の株主名簿には、ビジョン・ファンドの名前が見えますが、ここ最近話題の滴滴出行(DIDI)への投資は当初のアリババへの投資よりもはるかに金額が大きいものですが・・・

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利益約6倍増のセント株

 中国株の香港市場に「仙股」(セント株)と言われる銘柄があります。香港の通貨は「香港ドル」で、1香港ドル以下の単位は「仙(セント)」というので、株価が1HKD以下の銘柄を「セント株」というわけです。「セント株」は株価が安いため、仕手株や空売りのターゲットにされやすく、また時価総額が小さいため、株価の変動が激しいこともあって一般投資家も敬遠する傾向にあります。

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