遅すぎた救済策だが、ソフトランディングになるか

 中国株は連日の全面高です。ハンセン指数も個別銘柄の株価チャートも久々の上がり方で、これを眺める方も実に「気分爽快」です。何せ昨年2月に31000を記録したハンセン株価指数はこの10月15000まで下落し、更に下落はいつまで続くか見通しの悪い期間がずっと続いてきているので、中国株もついに終わりかと思わせる悲壮感が漂う1年だったのです。皆さんの実績は如何でしたでしょうか。

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政策総動員で景気の底上げを目指す中国市場

 中国乗用車市場情報連合会(CPCA)が8日発表した10月の乗用車販売台数は前年同月比7.3%増の184万台、1~10月の累計販売台数は3.0%増の1671万6千台で、前年同期比の純増台数は48万2千台、中でも6~10月までは前年同期比156万台増えているので、前半よりも後半の売れ行きが好調だったことを示しています。ゼロコロナで都市がロックダウンによる停滞が続き、なぜ自動車市場は好調だったのでしょうか。

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あの会社もこの会社も外資系 四環医薬も?

 「アリババは日系企業で、テンセントも外資系企業だ」と中国のネットでは、このような見出しがよく見かけます。ご存じの如く、アリババの筆頭株主はソフトバンクグループで、テンセントの大株主は南アのNaspers (傘下Prosus経由で保有)。今年に入ってから両大株主とも、売却に踏み切っていますが、依然として3割近い株を保有する筆頭株主であることに変わりはありません。

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