あの超優良銘柄は

4月10日、日曜日、銀座すずらん通りの中華レストラン、天厨菜館にて「四環医薬」投資家担当マネージャーとの昼食会を開催しました。

昨年の3月にも企画し、開催直前、同社株式が取引停止になり、COOの来日が中止になって(開催が)キャンセルになった経緯がありましたが、ほぼ一年越しの開催となったものです。

昨年の開催(企画)と打って変わって、今回の参加者は昨年の半分以下となったことが同社に対する関心が薄らいできたことが浮き彫りになっています。

しかし、同社取引停止後の凡そ1年間、同社の動きに対するお問い合わせが個別企業として一番と言ってもいいほど当社にお寄せいただいております。中には「どうして四環医薬を取り上げないのか」と取引停止に対しての苛立ちのメッセージさえ届いています。

2月に取引再開後、同社も情報を公開し、証券会社からも大よその情報が入手できたこと、取引再開後成行きで売却し、同社と縁を切った投資家も多いことなどが今回の出席者数からも大よそ推測できます。

昨日は穏やかなお天気にも恵まれ、朝一番マネージャー達が宿泊する丸の内のメトロポリタンホテルに出向いて二人を出迎え、丸の内や八重洲近辺のビジネス街を散策しながら銀座までご案内しました。マネージャー二人とも東京は初めてだということで、街も空気も綺麗だと言うことに驚いた様子でしたが、ショッピングは?と聞いたらまったく興味がなく、銀座4丁目の喫茶店で取引停止などこれまでの経緯について2時間近くお話を聞かせてもらいました。

今回来日したのは、投資家担当マネージャーの王さんと財務担当マネージャーの林さんの二人です。「決算書を作ったのは林マネージャーなので、数字は全部頭に叩き込んでいます」と紹介してくれた王さんですが、2014年の11月、当社視察団で北京を訪問の際、郭社長とともに夕食会に出てもらいましたが、社長の独演会でほとんどしゃべる機会はなかったのですが、今回は社長の身代わりという責務もあって昼食会では、堰を切ったように話が止まりませんでした。

現在の株価や株価対策の質問に対して、経営陣として目先の株価に対して一喜一憂することなく、企業の長期的発展に注力している。市場からの株式の買戻しについても企業買収など長期的戦略と合わせて考えていると同社の考え方を披露してくれました。

また、香港にて同社非執行役員の警察による拘束、釈放について、同役員は非執行役員で、日常の経営には参加していないとして、同役員はご自身の事業があり、四環医薬の取引停止で拘束されたのか、ご自身の事業で拘束されたのか、現在保釈中の身なので、外部には一切情報を漏らしてはならない時期なので、その点は不明だとたまたま同社の取引停止の期間と重なっていたことでクローズアップされたと紹介してくれています。

12時半から始まった昼食会ですが、ランチタイムのギリギリまでお話が盛り上がり、レストラン側に督促されて3時過ぎまで質疑応答が続き、「少人数で突っ込んだお話ができた。参加して良かった」と参加者の一人がご感想を漏らしてくれました。来年の本決算まで再度視察団で同社を訪問したいと考えます。

 

 

徐さんの中国株の最新記事