中国電子商取引(EC)最大手のアリババグループ(9988)は23日、第3四半期(22年10月1日~12月31日まで)の決算報告を発表した。
売上高は2%増の2477億5600万元(1元=約19円)、純利益は138%増の457億4600万元、普通株主に帰属する純利益は69%増の468億1500万元、EPSは2.24元だった。
主力ECサイトの淘宝(タオバオ)と天猫(Tmall)のGMV(流通取引総額)は需要の低迷と他社との価格競争、コロナ禍によるサプライチェーンと物流の中断などの影響で1ケタ台下落した。
ただ、直営店とその他の売上高は10%増の744億2100万元だった。
同四半期で約33億ドル分に当たる4540万株のADRを買い戻したという。