中国国際航空や東方航空、南方航空を含む中国の上場7社の航空会社は30日揃って2022年度の業績予告を発表し、7社とも赤字決算の見通しであることを明らかにした。
赤字額の多い順で、中国国際航空(0753)は370~395億元(1元=約19円)、中国東方航空(0670)は360億~390億元、中国南方航空(1055)は303億~332億元に見通しだという。
中国南方航空の担当者は、感染症のリバウンドと原油価格の高騰、人民元安の三重苦で業界全体が大変厳しい状況に直面しているとコメント。
国務院の旧正月特別輸送態勢、「春運」特別チームによると、1月21~27日の間、航空機の輸送人数は900万6千人で、「春運」前半の1月7~26日までの間に輸送した人数は前年同期比48%増の2464万3千人で、後半も含めると、「春運」期間中の旅客輸送者数は7300万人に上るという。