世界観光機関（UNWTO）は２７日、国際観光の概要を紹介する「ツーリズム・ハイライト（２０１８）」を発表した。
それによると、２０１７年の世界の観光収入は１兆３４００億ドルで、２０１６年より９４０億ドル増え、その内、中国（人）の海外旅行の消費総額は２５７７億ドル、世界観光収入の約５分の１で、引き続き世界一を維持したという。
また、２０１７年の海外旅行者数は延べ１３億２３００万人で、前年より７％、８４００万人増え、伸び率にして２０１０年以来最大となった。観光目的地としての上位３カ国はフランス、スペイン、アメリカで、中国は４位、日本は６位だった。