中国信息通信研究院が14日発表した報告書によると、1月、中国の国内携帯電話市場の総出荷台数は3404万8千台、前年同月比12.8%、12月比4.6%それぞれ減少した。1月に発売された携帯電話の新機種は32機種、前年同月比37.3%減、前月比23.8%減だった。
注目すべきは、国産ブランドの中国市場シェアがさらに拡大していること。データによると、中国国産ブランドの1月の携帯電話出荷台数は3206万台、前年同月比4.3%減、前月比0.4%減で、携帯市場全体の94.2%を占めた。
信達証券の研究報告によると、市場動向の特徴としては、花形のブランドや商品の競争力が高まり、産業の集中度が顕著に高まり、上位10社の市場シェアが明らかに拡大したことが挙げられる。国産ブランドに対する国内消費者の評価はますます高まっている。
IT専門調査会社IDC中国の王希上席アナリストは「中国スマホ市場全体の環境は2019年も明るいとは言えない。しかし2018年に業界で生まれたさまざまなプラスとマイナスを振り返ることを通じ、メーカーは技術の蓄積、製品の運用、ユーザーの維持という3方面から新しい一年の課題に対応し、その中から新しいチャンスを掘り起こすことができるだろう」と指摘した。新華社が中国証券報の記事として伝えた。