モリブデンやタングステン、銅、その他の金属の採掘・製錬・加工を手掛ける洛陽モリブデン(3993)が17日発表した2022年度の売上高は0.5%減の1729億9100万元、株主に帰属する純利益は60億6700万元、EPSは0.28元、期末配当として10株につき0.8508元を実施する。
同社は各セクターの生産は安定し生産目標は年初策定通り完成している。 コンゴ民主共和国での銅とコバルトの生産量は前年比それぞれ22%増の25万4286トンと10%増の2万286トン、中国でのモリブデンとタングステンの生産量は 1万5114トンと7509トンだった。一方、ブラジルでのニオブとリンの生産量はそれぞれ9212トンと114万トン、オーストラリアのNPM (持ち株80%)での銅と金の生産量はそれぞれ2万2706トンと1万6221オンス、IXM(同社傘下スイスの非鉄金属商社)は、精鉱製品で取引高(販売量)311万8千トン、金属精製品で取引高(販売量)313万7千トンを達成したと報告している。