中央銀、預金準備率引下げ 昨年12月以来

 中国中央銀行の中国人民銀行は17日、金融機関から預金を強制的に預かる「預金準備率」0.25%引き下げると発表した。今月27日から実施する。
 すでに5%の預金準備率が適用されている市中銀行は対象外で、引き下げ後の準備率は加重平均で約7.6%となる。 
 中国の新指導部は3月13日の全人代で選出され、コロナ禍で疲弊する経済の建て直しが課題となる。人民銀は昨年12月にも預金準備率を0.25%引下げ、市中に5千億元(約720億ドル)を放出しているが、今回も同規模になると見られる。

 

 

 

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