香港のキャセイ・パシフィック(CX)航空(0293)は17日、10月の運営データを発表した。
10月の旅客輸送量(人キロベース)は前年同期比98.3%増の7万6千人だが、19年比では、97.2%減少した。輸送人キロあたり旅客収入(イールド)は95%増で、19年比では、97.2%減少した。
一方、貨物輸送量は前年同期比19.8%増の13万7千トンキロ(RTK)で、19年同期比25.2%減少したという。
同社は21年下半期の業績は大きく改善されるが、通年では依然大幅な赤字になるとの見通しを示した。