視察団は勉強のチャンス 興業太陽能の先は?

 旧正月(春節)を久しぶりに中国で迎えました。春節商戦を間近に見て、また身の回りの役人や銀行マン、後輩の若い人の話を直に聞いたりして中国の変化を改めて感じました。FBに感想を載せると、「マスコミは都合のいいことばかり書く」などさっそくコメントを寄せられています。
 米中貿易戦はこの3月で丸一年を迎えます。交渉の長期化に株式市場が少しずつ「順応」し、A株もH株も回復の兆候を見せています。上場企業の本決算は3月が発表のピークです。通商交渉の影響や債務問題で揺れたりして株価が上下する企業が出る一方、外部環境に左右されることなく株価が堅実に動く企業も出てきます。
 昨年来、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)に関する記事が毎日のようにマスコミに登場しています。広州、深圳(東莞)、香港、マカオ(珠海)を跨る珠江デルタ地域は広州・香港を結ぶ高速鉄道と珠海・香港・澳門を結ぶ世界最長の海上大橋の開通に伴い、名実ともに中国経済をけん引するエリアになると考えます。この地域の現状を見てみようと、4月に第25回視察団を企画し、3泊4日で、東莞(深圳)、珠海(マカオ)を訪問することになりました。
 この地域で以前から訪ねたい会社もありますし、また昨年から債務問題で揺れに揺れる会社もあって、債務問題の真相(深層)を探るためにも訪問したい会社がありました。興業太陽能 (シンイエソーラー/0750)です。

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