実績に支えられた株価の上昇 中国生物製薬

 先日このコラムで取り上げたアリババグループの「阿里健康」(0241)は、昨日(3日)前場の終値で株価が前日比11.44%も急騰し、上場来高値をまたも更新しました。中国国家医療保障局が28日、一般的慢性疾患のオンライン再診サービスも医療保障の対象にすることを発表したのを受け、オンライン診療銘柄に買いが殺到しました。「業績が長期安定な株への投資」として取りあげた「中国生物製薬」(1177)も4.4%上昇した後、前日比3%高で同日の取引を終えています。

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業績が長期安定な株への投資

 ついに在宅勤務となりました。感染経路が不明で特効薬がないことも加わって新型コロナウイルスによる肺炎の感染に対して社会全体もある種、恐怖を感じるようになったのです。特効薬ができたらなと誰もが思う時に、中国医療集団(8225)という香港市場の「セント株」が自社開発のRitonavirが「2019-nCoV」に対して治療効果が認められるとの公告を発表し、同社株価は短期間で0.113HKDから2.1HKDへ、何と18倍も急騰したのです。しかし市場では同社の生産体制もできていないことが判明されるとあえなく株価がまた元に戻ったのです。そういった暴騰暴落の株よりも長期かつ安定的に成長する株を物色した方がよっぽど夜も安心して眠れるのではないかと思います。今日はその一つをご紹介しましょう。

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