不動産業界の寵児 物件管理会社の万物雲

 相次ぐ中国不動産開発会社のデフォルト問題で、不動産業界のかつての輝きが色褪せてしまい株価も年初と比べて大きく下落しています。金融の引締めとあって資金繰りのため、資産売却を余儀なくされていますが、恒大集団(3333)や花様年(1777)、佳兆業(1638)などが真っ先に売却を表明した資産はというと・・・

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厳冬に備えるスピンオフ 万科企業

 恒大集団(3333)を含め、ここ二日ほどA/Hともに、不動産株は反騰の勢いを見せています。年初からの大幅下落への反動と融資政策の緩和、恒大の社債償還、不動産企業の自社米ドル債買戻しに加え、GSも中国不動産米ドル債の買い増しが伝えられ、関連株が買われているが、不動産市場の厳冬が過ぎたと言ったら時期尚早の感が否めないと考えます。こうした厳冬に備えるかのように、大手の万科企業は傘下物件管理の「万物雲」をスピンオフして上場させる計画が伝えられました。

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「二次創業」で勝ち組となった波司登国際

 立冬に当たる7日、北京は大雪に見舞われました。11月初めの大雪は非常に稀なこと。17年の11月に当社視察団で北京と大連を訪れ、寒風の中で食べた火鍋料理は今も記憶に残っています。冬は火鍋料理のシーズン。しかし書き入れ時に大規模リストラを敢行した海底撈。よっぽどの台所事情があったに違いありません。真冬に泣く人もいれば、両手を挙げて喜ぶ人もいます。ダウン衣料を取り扱う業界にいる人々です。

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