ハンセンテック指数のその後

 香港ハンセン株価指数から「恒生科技(テック)指数」が独立したのは20年7月27日。10000ポイントを超えた同指数は1年半で半値以下に。株価の変動などにより銘柄の組み換えなども行われていますが、テクノロジー企業の集まりだけあって、その動きが注目されます。3月31日までの変動を整理してみました。

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中国平安保険の株価は安いか

 「現在の株価は歴史的に低い水準にあり、市場は最終的に平安の価値を認めてくれると信じている」。自社の株価が長らく低迷を余儀なくされると経営陣が良く口にするセリフです。市場では何を語ったかよりも何をしてきたか、または今後何をしようとしているのかを見るものです。中国平安保険(2318)も経営陣に続き、会社としても昨年12月末までに凡そ39億元(1元=約19円)を投じてA株7777万株の自社株買いを実施しています。一株当たり換算すると50元/株になるんです。

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自社株買いでも株価が下がる平安健康

 香港市場には、インターネット医療の3強があります。京東健康、阿里健康、平安健康の3社です。3社は共にハンセンテック指数の構成銘柄で、清明節(5日)休みの前日、テック指数は4%も高騰し、京東健康は10.85%、阿里健康は9.26%、平安健康は10.78%と大幅に上昇しました。

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京東健康 IPO価格は70HKDだったが

 インターネット医療が注目されるのは、病院など医療資源の不足、コロナなど突発的なパンデミックの発生、平時では高齢化や可処分所得の増加、健康意識の増強などで遠隔医療のニーズの高まりがあると考えられます。京東健康の直近3年の売上高の推移を見てみると・・・

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