クルーズの旅がスタート

昨日(6日)夕方ダイヤモンド・プリンセス(DP)号が横浜港を出港し現在大阪港に向かう洋上を航行中です。あす朝大阪港に接岸し、外国人の乗客は京都、奈良、神戸の観光に向かうようです。 

      DP号屋上デッキとプール 

DP号は日本発着と外国発着があり、今回日本は経由地で、終点もシドニーになり、乗客の半分は「外人」さんです。日本の文化を体験してもらおうと、大阪も着岸地の一つで、横浜で出国の手続きをし、国内と言えども、外国扱いになってしまいます。幸い参加者の一人、Yさんが大阪に本社を抱えており、事務所の場所もDP号の着岸埠頭と目と鼻の先にあり、今回は大阪での案内をお世話することになっています。 

大阪を出発した後、二日間航行して厦門に到着します。習近平氏が唱える「一帯一路」のお蔭で、輸出入の玄関口として港の会社も注目されています。北から大連、天津、青島、寧波、厦門と、天津港は事故で下がっているほか、港湾の株はいずれも堅調で、今回はその中の「厦門国際港務」を訪問することになりました。自由貿易区の中にあって、粉飾の心配が少ない国有企業でもあり、保有土地が商業化転用で収益があがる実績もありましたが、上半期は増収減益の決算となりました。その原因と後半の見通しについて探ろうと今回は訪問を決めたのです。 

        総トン数11万5000トンの巨体 

その後、香港、ホーチミンに立ち寄り、17日私たちのコースの下船地、シンガポールに到着し、シンガポール上場、海水淡水化の会社を訪ねて夜の便で日本に戻る12泊13日間の旅です。 

9月は台風の季節で、大型客船と言えども揺れるのではないかと思われるかもしれませんが、写真にもあったように巨大ビルが海上を動いているようで気にするほどのことは個人的には全く感じませんでした。 

それより中国株式市場の波は依然高く、先週からETF先物取引の規制をしたりして、空売りが少なくなり、今週から買い一辺倒になるのではと憶測されています。 

一方香港市場に資金流入も目立ってきていますが、指数から見て株式市場には入らず、現在どこかに流入資金が「潜伏中」です。何を狙っているのか9月も目が離せない市場ですが、今しばらく市場から離れて目先の波よりも遠いところから潮を観察したいと思います。 

<発信に関するお知らせ>旅行中通信が滞り、情報の入手も限られてしまいます。発信は不定期になるか、または過去のブログより読み直してほしい内容をピックアップしてお送りするようにします。引き続き宜しくお願いします。

 

 

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クルーズの旅がスタート」への1件のフィードバック

  1. SECRET: 0PASS:すごい豪華客船ですね。私はこういうのを見ると、どうしても、鉄で出来ているのか?アルミで出来ているのか?という目で見てしまいます。

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