再訪も意義あること

「工業団地の場合個別企業との契約は基本的にしない。水処理はプラント(セット)なので、工業団地開発のデベロッパー(基本的に地方政府)と一括契約が基本なのですが、しかし、例えば紡績(アパレル)工業団地が

(経済状況に応じて)化学に変わったり、または焼き物に変わったりすることがある。

水処理はそれぞれの(工業)廃水に合わせて処理の仕方が違うので、その都度、プラントを変更することの負担が非常に大きい」と、訪問先の北控水務の羅投資家担当マネージャーが工業団地の水処理に積極的に取り組んでいなかった理由についてこのように語ってくれました。

     
「北控水務」処理施設見学中

「初めて貴社を訪問して以来、株価もだいぶ上がった。今、貴社の株を売るのがいいのか、それとも持ち続けるのか、またはさらに買い増しをした方がいいのか、(判断材料を求めるために)今回再度参加して訪ねてきた貴社の中長期的目標は?」1時間以上も続けた同社北京昌平水処理場での説明会の終盤についに皆様が関心を持つご質問を参加者のYさんが切り出したのです。

「一昨年皆様がご来訪の際にお会いした于立国投融資総監は現在副総裁に昇進した。投資家関係は依然担当し、

現在ヨーロッパでのプレゼンテーションのためイギリス滞在中だ。さまざまな場面でのプレゼンテーションに

私も同席することが多い。于副総裁がいつも口にするのは投資家をアッと驚かせることをやりたいと。2014年、当社の処理能力は2015万トンに達した。年間300万~400万トン増を目指し、2018年まで処理能力を4000万トンまで高めることが目標だ」と同社の目指す目標を明らかにしてくれました。

「現場を見るチャンスがとてもありがたい。処理用の設備や資材をこの目で確認すると、どの(程度の)レベルにあるか、大体推測できる」と同社訪問のご感想をNさんが語ってくれました。

成長を続ける会社を再度訪問することもとても意義あることだと感じました。

 

 

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