官製相場が必要な時も 持続するか
上海証券取引所は27日午前中、買いが殺到したため、システムがパンクし、1時間ほど取引停止になり、株式市場にまた一つ記録すべきことを残しました。
中国株は21年2月以降、これもまた政策による取り締まりで3年と7カ月も長きにわたり低迷を余儀なくされ、香港ハンセン株価指数は31000ポイント台から15000割まで、「半値1割引き」の安売りセールにまで追いやられていました。しかし株式市場はお金持ちのゲームという認識が根強く根本的な対策が取られず、傷が広がりばかりとなっていました。
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利下げも敢行し、政策で押し上げ
「内陸の上海が3000ポイント回復」、「香港市場、売買高3000億香港ドル」。こんな見出しの記事が昨日各サイトのトップページを飾っています。内陸、香港市場とも久々に3日連続の上昇となりました。上海市場は「万年3000ポイント」と言われて久しい。上海A株指数のことで、3000ポイントは「呪縛」のように、「超えては下がる」を繰り返して20年。そして香港市場も・・・
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デジタル系技術求む 合弁やM&Aも
北京滞在の約1週間に、高速鉄道や地下鉄も利用し、インフラのデジタル化進行に驚きを隠せませんでした。新幹線の乗車券など今でこそ自動販売機で購入できますが、一昔前まではみどりの窓口ま…
不動産 下げ止まり迄まだ遠い
北京から高速鉄道で東北地方に向かうと、次の都市は承徳になります。年間を通して過ごしやすいことで、清の歴代皇帝が避暑地として避暑山荘まで作っていました。人口330万人程度で日本なら大都市クラスですが、中国では県級市で中小都市の扱いになります。高速鉄道で同市に近付くと両側には大都市並みの高層ビルが延々と続き、これだけの規模になると全部売れたのかなと、ついデベロッパーの代わりに心配になってきました。
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安さ、便利さが求められる時代に
北京を発つ当日、空港でスマホを弄っていると、外国人がMasterやVisaなど海外発行のクレジットカードで北京市内の地下鉄全改札を乗車券の代わりにタッチするだけで乗車ができるようになるニュースが飛び込んできました。国内ではキャッシュレス化が進み、八百屋でも電子決済が普及し、訪中外国人が決済に困っていることを解決しようと空港で海外発行のクレカや銀行口座と紐づけるサービス提供のデスクを設けるなどなど工夫もされているようで、クレカですべて対応できると不慣れな外国人もスムーズに旅行ができるようになります。
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想像以上のスピードで進むインフラ整備
一週間ぶりのコラム更新です。まず無事に帰ってきたことをご報告します。北京を訪れたのは、コロナ禍終息(ロックダウン解除)のすぐ後だったので、1年半ぶりの再訪となります。街はしっかりと人出で賑わい、利用した飛行機も高速鉄道もほぼ満席で、「コロナ禍とは何ぞや」と、3年間も苦しめられたとは思えないくらい普通の暮らしぶりが戻っていますが、今までとは違う幾つも体験を経験したので纏めてみました。
比較すると差が出る呷哺呷哺と海底撈
3年連続の赤字決算に続き、今年の中間期でも2億元以上のマイナスを発表した鍋料理チェーンの呷哺呷哺餐飲(0520)はお店にカラオケルームを併設したり、バーエリアを設けたりするほか、米コストコのように会員カードを発行して特別サービスを提供したりするなど業績回復に様々と施策を講じています。一方従来のサービスに徹してコア業務が同期比最高益を出す同業者も見られます。海底撈国際(6862)です。
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多様なサービスで再生を図る呷哺呷哺餐飲
コロナ禍の3年で外食産業はたいへんな思いをしたことは日本も中国もそう変わらないと思われます。体力のない飲食店はバタバタと倒れていくことはSNSでもよく取り上げられます。体力のある企業は「リバウンド消費」で業績回復が期待できるのではと決算を確かめると二分化していることが分かりました。
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呷哺呷哺餐飲の株価が物語ること
中国電子商取引(EC)大手の拼多多(ピンドゥオドゥオ・PDD)は史上最高の収益を上げ、本業によるキャッシュフローは437億元(1元=約20円)、6月30日までの現金、現金等価物、短期投資の合計額は約392億ドル(23年12月31日までは299億ドル)だったにも関わらず、配当も自社株買戻しの予定もないことを経営陣が決算発表会で明らかにしたことにより、発表翌日の株価が30%も急落しました。何より外部環境を鑑みて高い伸び率は持続不可能と予想したからです。
経営陣が成長鈍化を予測のPDD
売上高が前年同期比86%増、純利益が同2.4倍の決算(第2四半期)を出しても株価が発表翌日に約30%急落した中国EC大手の拼多多(ピンドゥオドゥオ・PDD)。会社設立も株式上場も最大手のアリババに大幅に遅れているものの、いまはアリババと腕相撲ができるように成長したのです。
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アリババの株価なぜ上がらない
中国電子商取引(EC)大手のアリババグループ(9988)の株価が上がるかと思ったらまた下がるという繰り返しです。100HKD超えは昨年1月のことで、もう1年8カ月も100HKD以下を徘徊しています。「1+6+N」の組織改革案発表も1年半経つが、大きな成果を見出すことなく、株価の低迷が強いられています。
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アリババ、香港をメイン上場地とする二重上場 どう変わる?
中国電子商取引(EC)大手のアリババグループの株価が先週動意を見せ、1週間ぶりに82HKDを回復しました。待望の香港をメイン上場地とすることが23日の同社正式発表で確実となり、香港証取の承認を受け、今月28日から発効することとなりました。7月19日のコラム「投資家心理改善になるか アリババが起爆剤?」で触れているので、読み直してみてほしいと思います。
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大学教育の有料化は時代の流れ 中国教育集団
中国の大学教育は1989年までは無料でした。同年入学の学生から授業料を象徴的に徴収するようになったので、教育の市場化元年とも位置付けられています。しかし本格的に授業料を全大学の新入生から徴収するようになったのは1997年からだと言われるので、それから25年以上経って大学教育の有料化が当たり前だという認識はやっと浸透してきたと言えそうです。
ますます重宝される職業教育 中国教育集団
今年、2024年の中国の大学卒業生は23年より21万人多い1179万人で今までの最高を記録し、2010年の630万人から15年で倍近く増えたことになります。一方、国家統計局が発表した在校生を含まない16~24歳人口の7月の失業率は17.1%で前の月より3.9ポイント上昇し、25~29歳の失業率も6.5%と高止まりして新卒者の就職難が顕在化しています。その中で専門(職業)教育がより重宝されるようになります。
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民間職業教育の台頭 中国教育集団
21年7月の「双減」政策の対象は「K9」と言われる9年間の義務教育の学科課外補習(学習塾)で、新東方教育(9901)はまさにそのターゲットとなったわけですが、しかし株式市場では「ミソもクソも一緒」で、対象外の職業教育関連株も巻き込んで暴落に追い込まれてしまったのです。今月3日に公表された「サービス消費の質の高い発展促進に関する意見」(国務院)の教育に関する部分は民間資本による教育振興に関するもので、市場では学習塾も含めた「解禁策」と誤解し、資金が一斉に流れ込んだが・・・
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「教育は100年だが、新東方は」
「アリババやテンセント、シャオミなどは今後10数年元気かもしれないが、しかし100年後にはこれら企業は存続できるかどうか疑問だ。存続が確実なのは教育事業だ」(新東方創業者、兪敏洪)。「今の話しには倫理的ミスが二つある。われわれも10年間生きられないかもしれないこと、そして100年後には教育事業は必ず残るが、新東方が存続するとは限らない」(アリババ創業者、ジャック・マー)。これは2016年中国企業イノベーション発展年次総会でやり取りされた名場面の一つです。
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「陸地空母」実現するか 小鵬匯天
低空経済の応用シーンに「低空+(プラス)配送」、「低空+観光」、「低空+都市ガバナンス(消火や監視)に空飛ぶタクシーなど低空飛行が想定されます。ポイント対ポイントのサービスにドローンやeVTOL(電動垂直離着陸機)の活躍が期待されますが、道路を走り、必要な時に空を飛ぶという「陸地空母」が出来たらと、電気自動車(EV)新興勢力の一角である小鵬汽車(9868)が夢見ています。
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