こんな会社を訪問中――第24回視察団

年内最後の投資視察団(第24回)は16日の日曜日、日本を出発して北京と石家庄を訪問中です。短い期間で多くの企業を見てみようと日程をコンパクトにして今回は5社を選定して訪ねています。証券会社の日本の駐在員も大手通信社の特派員も、また新聞社の担当記者も、京華創業の視察団はなぜ短期間で企業側の訪問承諾を取り付けることができたのか一様に不思議に思われていますが、どうやって訪問のアポイントを取り付けられたのかは大して重要ではなく、訪問先企業は今後の投資方針にどれだけ参考になるのか、訪問の中味がより重要だと私は考えています。

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下がったら買いか

万洲国際の傘下には、食肉加工会社として中国最大の、双匯発展(000895・深圳A)とアメリカ最大のスミスフィールド・フーズ(Smithfield Foods)、スペインに本社のあるヨーロッパ大手のカンポフリオ(Campofrio)・フードがあります。所在地域のサプライヤーであるほか、輸出入も事欠かせません。関税や為替、アフリカ豚コレラなど、どこれこれも業績に影響を与える要素となりえます。経営陣は投資家の疑問にどのように答えているのでしょうか。

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万洲国際ーーピンチはチャンスになるか

万洲国際(WHグループ)の株価は12月3日、前日比約12%急騰しました。米中首脳が貿易戦の「休戦」で一致した報道を受け、グローバルビジネスを展開する同社株に買い安心感があったのです。ところがそれも束の間で、華為技術(ファーウェイ)CFOの拘束で今度は外交問題に発展するのではとの懸念が広がっています。

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