サムスン電子 天津工場を閉鎖 ベトナムへ移転

サムスン電子傘下の「天津三星通信技術」が今月31日をもって天津での工場を閉鎖して携帯電話の生産拠点をベトナムに移転することが明らかになった。13日付の「天津日報」が伝えた。
スマホ出荷量世界一のサムスン電子の中国でのシェアはここ5年間20%台から0.9%まで急落した。同社メイン機種の「Galaxy Note 7」は、2016年8月にバッテリの発火や爆発事故が相次ぎ、中国の消費者離れにつながった。
一方、華為(ファーウェイ)やシャオミ(小米)、OPPOなど中国メーカーの台頭も追い討ちとなり、中国での生産打ち切りを余儀なくされた。

 

 

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