5人中いまだ残るのは2人

 最終回となる著名投資家ウォーレン・バフェット氏(91)と昼食を共にする「ランチ権」は18日、これまで最高額の1900万ドル(約25億円)で落札されたと発表されました。2000年から始まった氏との昼食会オークションは、20~21年の2回はコロナ禍で中止され、91歳のご高齢を考慮してのことか2年振りかつ最終回ということもあり、前回の約4倍以上の価格で落札されています。落札者は頭文字のWとだけ発表され、今回も「匿名」の可能性があると憶測されます。

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裏表一致しない人は信用されない

 バフェット氏との「ランチ権」競売の収益金は慈善団体経由低所得者の支援活動に寄付するのが主旨で、いままで合計3400万ドル(約45億円)が拠出されていると報告されています。チャリティーとは言え、応札する側の「腹の中」はそれぞれあるようです。いままで開催された20回の内、6人が「匿名」を条件に参加していますが、落札した中国人投資家は全員氏名、職業を公表しています。

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世界一高いランチに中国人投資家

 ウォーレン・バフェット氏の中国株投資でよく語られるのは中国石油(ペトロチャイナ・0857)への投資事例です。4億8千万ドルの元本が約36億ドルまで膨らみ、凡そ8倍のリターンを手に入れていますが、それと比べてBYDへの投資ですでに約40倍近い利益が出ているにもかかわらず、現在も保有しています。数々の投資成功事例に惹かれて2000年から始まった氏との「ランチ権」オークションに中国人投資家がこれまで最高の金額を出して落札していますが、21回目となる今年の「ランチ権」競売が6月12~17日(現地時間)まで行われています。果たして落札者は。

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