ICUからKTVへ

 香港ハンセン株価指数は10月末の安値から28%、ハンセンテック指数は同52%約1カ月間で急伸しました。お手持ちの株も2,3割は安値から上がったのではないでしょうか。しかし、ハンセン指数は昨年の高値から70%弱、テック指数は40%強でしか回復しておらず、年初高値にはハンセン指数はまだ16%、テック指数は約25%の開きがあります。株価の回復には道遠いが、政策転換で楽観的な見方も出ています。「ICUからKTVへ」はその見方の一つです。

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内陸市場依存の維他奶国際 依然成長余力が

 このコラムで維他奶国際(ビタソイ・0345)を取り上げたのは2018年11月。2,3回のうち、1回の見出しは「中国版コカ・コーラ―株を」だったのです。世界的企業のコカ・コーラ―を目指すのは経営者の夢であることは言うまでもないが、ところがところが、今月6日、同社がコカ・コーラ中国傘下の上海と東莞など関連3社の商標権侵害に対する訴訟の二審判決文が公開され、裁判所から3社に対して同社に180万元の賠償金を支払うよう命じた内容で、世の中を驚かせたのです。

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黒字回復の維他奶国際 この先は

 米ファーストフードのマクドナルドは今年3月、ロシア全土での850店の営業を停止し、5月にロシアからの全面撤退を発表しました。一方で巨大な中国市場の将来性を見込んで、中国全土で2022年だけで新たに800店を新規開店する計画も明らかになっています。グローバル市場で事業展開の企業にとって地政学的リスクも業績に影響する要因の一つとなっています。豆乳など健康飲料を製造、販売する維他奶国際(ビタソイ・0345)もその1社です。

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外食産業に春が訪れるか 百勝中国

 12月に入って中国のゼロコロナ政策に緩和の傾向が見られ、感染者が未だに増えている広東省の広州市は頻繁な核酸検査を取りやめ、全面的ロックダウンが解除になった当日、市内飲食店に入店待ちの盛況が見られました。ロックダウンでも政府からの一律の協力金のない飲食店にとっても解除の日を首を長くして待っていたに違いありません。

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