上海電気に行政処分、法人と経営陣に罰金

 上海電気(2727)は9日、上海証券監督管理局から行政処分の事前告知書を受け取ったことを明らかにした。
 処分告知書によると、上海電気は2021年4月30日時点で傘下上海電気通訊が電気通信のプライベートネットワーク通信事業から発生する売掛金の回収延滞により、経営の赤字または業績の大幅な変動を被る可能性があることを認識しながら、5月30日になってはじめて売掛金の回収不能と在庫の換金不能に伴う83億元に上る損失に関する情報を開示した。また2020年の決算書にも虚偽記載があることが認められた。証券監督管理局として同社に対して改善命令を発すると同時に、警告と共に500万元の罰金処分を課し、当時の経営陣の鄭建華董事長に罰金140万元、関係者沈欣氏に75万元、毛利民氏に75万元、胡康氏に70万元、陳幹錦氏に50万元、伏蓉氏に20万元とそれぞれ罰金を課す処分を下すという。

 

 

 

中国経済News & topicsの最新記事