美図 第2のテンセントと言われた訳とは

 

「10億人以上のユーザーを抱えるIT系企業は世界でも10社を超えないが、美図はその内の一社だ」。

「広告や宣伝などコストをかけず、口コミだけで集客できたのは、百度の検索エンジンとテンセントのWeChatくらいで、コストゼロで集客できたのは美図の自慢するところだ」

7月9日、深センで行われたスマホアプリの美図公司(1357)の投資家説明会で同社会長の蔡文勝氏は、同社アプリをダウンロードしたユーザー数が12億を超えたことを朗らかに語りました。

世界でインターネット関連で10億人以上のユーザーを抱えている企業は米国のマイクロソフトとアップル、GoogleとFacebookに次いで、中国ではアリババとテンセントそして美図があるとされます。日本でも「BeautyPlus」名でリリースされ、日本テレビ系列の番組などでも取り上げられている人気アプリ。

2016年12月に香港市場に上場した同社ですが、調達した資金はテンセントに次ぐ規模で、抱えるユーザー数も10億を超え、第二のテンセントとして期待され、上場後株価は3倍まで上昇し、6月15日ロックアップ期間の終了で、株価はIPO時の水準まで売られたが、大株主の買い増しで更に20%以上上昇したり賛否両論の新鋭企業。2017年6月20日、当社視察団はアモイで美図本社を訪ね、同社役員で財務総監の顔勁良から同社に関して詳細な説明を受けました。

訪問時の一問一答を纏めました。同社の特異性はどこにあるのか、株価に関心のある方はどうぞご利用ください。

資料名:美図財務総監との質疑応答

 

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