「テレビドラマでもこんなストーリーは書けないだろう」と言われるのは、ユーティリティーソフトウェア開発の「360魯大師」(3601)の大株主による売却です。時系列に見てみると、9月11日、同社は特別配当を実施する計画があり、9月21日にでも董事会を開き、最終決定すると発表。この発表で株価が2倍近くまで急騰。9月20日、同社は突然、董事会の延期と配当計画の白紙撤回を表明。翌日株価が急落。しかし香港証取の情報開示で20日、株価が急騰した際に、大株主が持ち株の半数近くを市場で売却したことが判明したのです。
続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。