政策に左右される医薬品業界 四環医薬

 「石の上にも3年 阿里健康黒字転換」コラムを書いたのは2018年6月4日。そのちょうど1カ月前の5月4日「平安好医生(平安健康医療科技)」が香港市場で新規株式公開しました。そして昨年12月8日の京東健康のIPOで、オンライン診療と謳われる大手3社が出そろい、3社とも株価が堅調に推移しています。株価堅調の背景には、強力な親会社のサポート(株主陣)、時代に合ったビジネスモデルのほか、規制する政策がまだ明確に出ていないことも一因かと考えます。
 医療改革はどこの国でも難題とされます。中国の医薬品業界に関して「一致性評価」や「二票制」そして「集中采購(集中調達)」など次から次へと出て来る政策で医薬品各社の株価も大きく「翻弄」されました。四環医薬はその内の1社です。

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