易綱総裁 アントグループのIPOについて語る

 中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は26日、世界経済フォーラム(WEF)主催のパネル討論会で未解決の問題が解消されれば、同社のIPO計画は正常な軌道に戻るだろうと語った。
 オンラインで開催された「2021年世界経済フォーラム「ダボスアジェンダ」討論会に参加した易綱総裁は、司会者から昨年11月に株式新規公開(IPO)を中止したアリババ傘下のフィンテック企業、アントグループのIPO再開について質問された際、中央銀行が行ったアンケートでアントグループに対するユーザーの満足度は割合高かったとの認識を示し、消費者のプライバシーなどフィンテックの法的枠組みとプロセスをしっかりと踏んで、社会との広範な協議を行い、これらの問題が解消されれば正常な軌道に戻るだろうと、IPOの可能性があるとの見解を示した。

 

 

 

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