号外ーー四環医薬急落 中間決算から読み取るものは
心脳血管薬の四環医薬(0460)は21日深夜、6月30日までの中間期決算を発表しました。
21日の取引で同社株は大きく下がり、決算が悪く情報が先走りして売りが出たのではとの憶測と共に、取引が終了した後の夕方の時間帯に発表するのが慣例でしたが、深夜の発表に多くの株主をヒヤッとさせました。
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金蝶国際の中間期決算を読む
お盆休みも終え、多くの方が「職場復帰」となったでしょうか。8月は多くの中国株上場企業中間期決算発表の月です。金蝶国際(0268)も予定通り16日、決算を発表しました。翌日のハンセン株価指数が大幅に下落した中、同社株価は前日比4.8%高の「逆行高」となっています。果たして決算の結果とは?
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BYDのドリームは新能源車に止まらない
大勢を先読みする力がテンセントを成就させたとも言えますが、新能源車(ニューエナジーカー)のBYDもまた然りです。しかしBYDの成長エンジンは新能源車に止まらず、新規事業で「5年間でもう一つのBYDを作る」と豪語するのは会長の王伝福。BYDの希望の星とは。
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大勢を先読みし一歩リードが株価に反映
テンセント(0700)は本日中間期決算が発表されます。結果待ちで株価も320~324HKDの間で一進一退しています。同社モバイルゲームの「王者栄耀(Honor of Kings)」は米リサーチ機構のSuperdataが発表した世界ゲーム売上高ランキングで日、米、芬などゲーム大国メーカーが揃う中、一位に輝きました。株価400HKDが視野にあるのでしょうか。
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消費電子がけん引 波に乗るメーカーを
Consumer Electronics(コンシューマー・エレクトロニクス)」は、中国語訳で「消費電子」と言います。これを和訳すると、「消費者向け電気製品」、すなわち家電製品のことを言いますが、しかし日本で言う家電とはまたニュアンス的には違うように感じられます。例えばスマホは家電になるのでしょうか。
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ショートも楽しみの一つ
株式投資の基本は長期投資です。デートレなどの「プロ」は「徐さんの中国株」を読まないでしょうから論外ですが、ファンダメンタルズのしっかりした企業に投資してその企業と共に成長し、成長の果実に預かることを基本としています。中国燃気もそのような会社の一つで、このコラムで取り上げた株価は一年に1HKD上昇の水処理の会社もその内の1社です。しかし香港市場にも短期間で激しい値動きの株があります。
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「今後3年も二ケタの成長」
当社サイト巻頭写真の「CHINA GAS/中国燃気(0384)」に写っているのは、同社副社長の朱偉偉さん。香港で同社を訪問した時に、同社のビジョンについて説明してくれましたが、今年の6月21日同社本決算の発表会に再度登場しました。
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長期的にわたって利益を作ってくれる株
ハイテク系やドッドコム系株の急伸で市場が賑わされていますが、インフラ関係の株も目を取られている隙に急騰を重ねています。当社サイトトップページの巻頭写真に「CHINA GAS/中国燃気(0384)」を訪問した時の一枚があります。この中国燃気もまさにその内の1社です。
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世界一、二位を争うメーカーに
「日本製品の不買運動はやめよう」。こんな「勇気ある声」が中国の投資家の間で上がっています。なぜなら、日本製品にも多くの「Made In China」があり、不買は跳ね返ってくるからだというのが理由として挙げられています。今や光学製品やカメラモジュールでは、中国メーカーが世界一、二位を争うところまで成長しています。
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BYD電子 勢いはいつまで続く?
BYD電子(0285)は香港市場電子部品製造セクターで年初からの上昇率が240%にも達し、同セクターの上昇率トップ銘柄となりました。まさにウナギ上りの勢いです。
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「騙すのはいいが、頻度に気を付けろ」
先週からこのコラムで取り上げた光通信の会社の直近一年の株価チャートです。同社は本日(24日)付で、6月までの上半期の純利益は(前期比)「最低でも」60%増との業績予告を発表しました。舜宇光学の120%増には及ばないが、他業種と比較して上々の業績で株価は一段と上昇しています。しかし3月の高値と比べてまだ30%以上の開きがあります。開きの原因は何なのでしょうか。
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技術力—-底力が株価を左右
舜宇光学(2382)の株価は、同社中間期決算の予告(前期比120%増)が出てから60HKD台から一気に100HKD近くまで急騰しました。3月に同社を訪問し、訪問の際の質疑応答も含めて、5月25日に「中国企業情報」(個別銘柄・有料情報)として同社を取り上げました。ご購入の方は喜んでいるかと思います。では、第2の舜宇光学はないものかと物色したところ、光通信の部品メーカーとして急成長の会社があったのです。
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「同業者に不祥事があった。貴社の対応は」 復星医薬
上場会社で、自社株の株価についてコメントすることは異例のことですが、しかしこれまで訪問した会社で投資家の質問に対してつい目標株価について喋ってしまう場面も結構あります。復星医薬(2196)に関して株価暴落の際、大掛かりな買戻しを実施していますが、その理由の一つに「市場の評価が低すぎたからだ」(同社郭会長)と。しかし同社株価は現在上場後の高値圏で推移しています。
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「当社株の評価は低すぎ」買戻しの復星医薬
復星系の株(復星国際と復星医薬)が2週間で2度の暴落を経験しました。一回目の6月22日は、偶然にも当社視察団が上海で復星医薬の本社を訪ねた日でした。のちに判明したのですが、中国銀行業監督管理委員会(CBRC)が主要銀行に対して海外投資を繰り返してきた企業に対してリスク評価を提出するよう求めたことがきっかけのようでしたが、その場合、復星国際の株が下落しても復星医薬の株が暴落する理由にはまったく当てはまらなかったのです。
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アクシデントは買いのチャンス 復星医薬
テンセントや舜宇光学、IGG、瑞声科技などハイテクやドッドコム系株の賑わいで、ディフェンシブとされる医薬品系の株はすっかり影を潜めていました。そうした中、新薬、バイオ、病院、流通など医薬全般にかかわる「復星医薬」(2196)は6月から2度にわたって市場の噂で暴落の場面があり、その内の1回は当社、第20回投資視察団が同社訪問当日の6月22日(木)でした。
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舜宇光学 美図の株価が動いたが
「テンセントやアリババの株価の上昇には株主としては嬉しいことだが、中国経済にとってむしろ不幸なものだ」と実業界でも世界で太刀打ちできる企業の誕生が望ましいことを先週の勉強会で所感を述べさせてもらいました。世界でも遜色のない技術の企業がすでに誕生しています。舜宇光学(2382)はその一社で、最近、技術の舜宇だけでなく、晨鳴紙業(1812)や美図(1357)の株価も大きく動いています。何があったのでしょうか。
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