製薬大手の中国生物製薬(1177)は3日、董事会(取締役会)決議として、今後12カ月以内、10億香港ドルを上限に公開市場で自社株の買い戻しやストックオプション計画を管理する受託人に自社株買いを指示することを決定したと明らかにした。
同社は年初から現在ですでに3億香港ドル分の自社株の買戻しを実施した。
自社株買戻しの理由について、ここ最近の株価の変動に留意しており、董事会として株価は著しく過小評価されていると見ており、投資家の自信と株主へのリターンを高めるため、同買戻し計画を練り上げたとしている。
さらに、自社株買戻し計画の実施と健全な財務状況を維持するのに十分な財源を確保しているとコメントした。