中国一儲けの高速鉄道 京滬高鉄

 北京・上海間を結ぶ高速鉄道――京滬高鉄の証券コードは601816で、証券コードからもわかるように上場地は上海(上海A)になります。1月6日にブックビルディングを開始しましたが、インターネット申込の当選確率は0.79%、応募倍率は約315倍に上ると伝えられています。中国で一位と二位の2大都市間を走る高速鉄道なので、いわゆるドル箱路線そのものです。日本では断トツトップのJR東海の営業利益率が33.2%(『図解! 業界地図2017年版』)なのですが、京滬高鉄の純利益率は

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中国版JR東海?北京・上海間高速鉄道上場へ

 「北控都市資源」IPOの新規申し込みは本日8日となることをご紹介しました。ここ数年中国企業の株式公開はラッシュを迎えていると言っても過言ではありません。経済成長や構造転換のプロセスで真価を発揮する企業がどんどん現れることは望ましいことで、これにより玉石混交の企業を排除するシステムが出来ればなおいいことです。そうしたIPOラッシュの中で、ここ10数年調達資金で3番目に大きい銘柄の上場も間近に迫っています。北京と上海間を走る高速鉄道――1月6日にブックビルディングを開始した「京滬高鉄」(証券コード:601816)です。

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ゴミから利益を 北控都市資源集団

 「公募予定価格が0.69~0.8香港ドルで、公開は1月15日に決まった」。お正月真っ最中の2日の夕方、私の微信(WeChat・中国版SNS)に、このようなメッセージが届きました。発信者は北控水務傘下企業で、香港メインボードに上場準備中の「北控都市資源集団」CFO(最高財務責任者)の馮志偉氏からでした。昨年8月に来日し、東京で当社主催、日本の投資家との懇談会に出席した馮氏だったのです。

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幸先良いスタート 希望の持てる2020年

 ニューヨーク株式市場の2020年最初の取引となった2日、ダウ平均は終値で史上最高値を3営業日ぶりに更新し、2万8868.80ドルで取引を終えました。時差で先に取引を終えた2日の中国A株3大指数(上海総合指数、深圳総合指数、深圳創業板指数)は共に1%を超える上昇幅で、深圳の両指数は2019年の最高値を更新しました。香港市場のハンセン指数は前日比353.77ポイント、上昇率では1.25%高の28543.52ポイントで2020年の明るいスタートを切ったのです。

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