二次上場はチャンス 百勝中国は

 ムニューシン米財務長官は8月初め、米で上場の如何なる国の企業も同じ基準の財務監査に応じなければならない。これに応じない場合は2021年末までに米市場から退場してもらうと「中国概念株」を念頭にしたと思われる発言をしています。米中対立の中で「中国概念株」の取扱いも注目されていますが、以前からこのコラムで「叩かれて強くなる」、「叩かれて一人前になる」と触れたことがあります。中国概念株もまた同様だと考えます。なぜなら、ぬるま湯では、企業は成長しないからです。

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制裁! それでも米でIPOを

 ロイター通信は今月4日、米政権が中国の半導体受託生産大手、「中芯国際」(SMIC) を輸出規制対象のエンティティリストに追加するかどうか検討していると伝えました。中国紙「環球時報」は米の禁輸リストにアップされた中国企業は275社に達すると報じています。
 一方、政府高官や取引所関係者も中国株のリスクが高いと警告し、米で上場済み中国企業の上場廃止も検討中だとさえ伝えられている中、中国企業の米での上場「ブーム」は収まる気配が見られません。8月現在、金山雲(KC)や貝殻(BEKE)など昨年並み20社近くの中国概念株(チャイナコンセプトストック)がナスダックやニューヨーク証券取引所に上場を果たしています。

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「頭と尻尾はくれてやれ」 バブリーな美団点評

 「徐さんの中国株」3月20日のタイトルは「女房を質に入れても・・・」でした。なかなか勇気が必要なタイトルですが、コラムで取り上げたのはシャオミ(1810)。当日の株価は10.16HKD。今週シャオミの株価は史上最高の26HKDを記録し、約2.5倍上昇しました。しかし、株価が70.1HKDから280HKDまで、6カ月未満で4倍上昇した銘柄があります。美団点評(3690)です。

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「トップ企業500社に就職できなかったら、トップ企業を作ろう」

 シャオミの5G対応スマホ「Mi 10 Lite 5G」の日本でのオンライン発表会はYouTubeでもライブで中継され、私がログインした時には、すでに700人近い人がご覧になり、リリースされた4製品のプライスが発表される度に、歓声さえ聞こえたてきたのです。昨年12月の発表会に私も参加したのですが、今回はオンラインがメインで、少人数の会場だと思いますが、雰囲気は想像されます。シャオミのポリシーは「高品質な製品を適正な価格で・・・」ということが今回の製品にも反映されたのではと考えます。

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