パイは十分大きいが、市場はレッドオーシャン ビリビリ

 香港ハンセン指数は2月17日の高値31000ポイント台から10%以上下落して27000ポイント台に落ち、市場は調整局面に入った感は否めません。そうした中でも、「回帰株」としてセカンド上場予定の動画配信サイト、ビリビリのIPO応募倍率は170倍(3月23日付)と投資家のIPO投資情熱は未だ冷めることはありません。2月1日にコラムで取り上げたショート動画の「快手科技」(1024)が1200倍の応募倍率で、上場初日株価が3倍まで高騰した記憶が投資家の脳裏に深く焼き付いたからなのかもしれません。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ

中国版YouTubeを目指すビリビリ 香港セカンド上場へ

 中国概念株(米市場上場の中国株)の香港市場への回帰は特に今年の流れとして注目されます。このコラムで取り上げた汽車之家(2518)のほか、百度(バイドゥ・9888)は23日に香港メインボードに上場し、そして今月末に中国版YouTubeと言われる「嗶哩嗶哩(ビリビリ)」が香港で株式を公開する予定となっています。

続きは会員登録(有料)してからお読みになられます。

入会案内を見るログインページへ