四環医薬 本決算黒字転換 期末配当1.3セント

 四環医薬(0460)は23日夜、2020年度の本決算を発表した。
 それによると、2020年12月31日までの売上高は前年比14.4%減の24億6400万元、経常利益は16.4%減の19億1400万元、純利益は4億7300万元で、昨年は27億5300万元の赤字だったので、1年振りに黒字転換を実現した。一株当たり純利益は5セント(0.05元)で、期末配当として1.3セントを実施する予定だという。
 一方、経常利益率は前年の79.5%から1.8ポイント減の77.7%で、政府による薬価抑制を目的とする重点監視目録入りの薬品の販売が大幅に減少したことによるものとし、これら薬品の粗利率は割合高いものだったという。
 また全体の純利益率は22.2%で、2019年は大幅な減損処理を行った関係で純利益率はマイナス94.3%だった。

 

 

 

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