華潤ビール60%増益 期末現金配当0.131元/株

 中国ビール大手の華潤ビール(前「華潤創業」・0291)は22日、2020年度の本決算を発表し、売上高は5.25%減の314億4800万元、純利益は59.60%増の20億9400万元だったことを明らかにした。一株当たり純利益は0.65元で、期末配当として現金0.131元/1株を実施する予定。
 増益の理由について、同社は前年に買収したハイネケン中国のプレミアムビールの出荷が11.1%伸びており、製品のラインナップが改善されたことによるものと指摘した。
 コロナ禍の影響で、同じ時期のビールの販売量が2.9%下がったことにより、粗利が前年比1.2%減少したが、粗利率が1.6%改善されたことで収益性が高まったという。
 また2021年の1~2月期の販売量についてコロナ禍前の2019年度同期間の水準まで回復し、プレミアムビールの販売量は二けたの成長を実現したと報告した。

 

 

 

 

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