平安ファミリーの汽車之家

 今年初の中国概念株(チャイナコンセプトストック)として3月15日香港市場にセカンド(重複)上場した汽車之家(2518)。初日は発行価格より2.1%高、その後も前日比高い価格で取引され、上場後5営業日(19日まで)で約10%高と順調な滑り出しを続けています。

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情報を制する者がマーケットを制す

 中国の2020年末までの自動車保有台数は2億8100万台。中国の総人口を14億人で割ると、自動車の保有台数は5人に1台となることが、管轄の公安部交通管理局の最新統計で明らかになっています。中国の自動車販売台数は2017年の2887万台をピークに下がっているとは言え、2020年は2531万台で引続き世界一をキープしています。その中で、百度(バイドゥ)はAIを活用した自動運転技術を持って香港市場への回帰を進めていますが、百度に一歩先駆けて自動車情報サービスの会社が香港市場でのセカンド上場を叶えています。

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売上高の21.4%を開発に 百度の強みは

 中国は昨年9月の第75回国連総会で2030年までにCO2排出量を減少に転じさせるピークアウトを目指し、60年までにカーボンニュートラル(炭素中立)を実現するよう努めると世界に向けて宣言しました。自動車業界は10年の猶予期間を設けて50年までに炭素中立を実現しないと、実現した国に輸出が出来なくなる危機感をあらわにし、自動車メーカーは構造転換を急ぎ、異業種による業界参入が目立っています。テンセント(0700)と恒大汽車(0708)は15日、スマート運転システムの合弁会社を設立すると発表すると、16日の恒大汽車の株価は10%以上急騰しました。

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NEVからAIへ 百度がセカンド上場へ

 米電気自動車のテスラの株価は昨年1月3日には88ドルでしたが、今年1月7日には880ドルと1年で10倍まで急騰しました。電気自動車だからではなく、新エネルギー車(NEV)は、ICV (インテリジェントコネクテッドビークル)やIoT (モノのインターネット)、ビッグデータ、人工知能(AI)、自動運転など様々なブラックテクノロジーが融合される最先端技術の集合体だという無限の想像空間があったからこそで、その瞬間を世界多くのメディアも創業者のイーロン・マスクが世界一の億万長者になったと報じています。中国にもそういった技術を一身に集めて自動運転の車を作ろうとしている会社があります。

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