大株主の売却に一喜一憂するマーケット BYD

 株式市場には5%ルールがあることは皆さんもご存じの通りです。ある企業の発行する株式を5%以上でも保有すると、大株主(大量保有者)と称され、持ち株に変動(売り買い)があると報告(情報開示)する義務が課されます。大株主ですので、1%でも変動すると株価に大きな影響が出ます。市場の透明性の確保や弱い立場の一般投資家を保護するという大義名分ですが、それだけに一般投資家が大株主の動向に注目しがちです。中国株式市場ではここ最近大株主による売却またはその噂で株価が急落する場面が複数発生しています。

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AIの応用は依然課題 センスタイム

 日曜日の昼食会で米中のユニコーン企業の推移についてもご紹介しました。2017~18年中国のユニコーン企業数が米を抑えて世界一だったのですが、19年以降米に逆転され、コロナ禍の21年はその差がますます拡大されていきます。
 ユニコーンと言えば、未上場で評価額10億ドルという基準があるとされます。商湯科技(センスタイム)が上場する前、ソフトバンクやアリババ、IDGなど数々のファンドやVCが出資し、評価額は120億ドルまで膨らんでいたので、AI分野で世界最大のユニコーン企業となっていました。

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防犯、セキュリティーがクローズアップされるが

 昨日(10日)都内で昼食会を開催しました。遠方より多くの方々が集まり、参加人数は前回の倍になったほか、何より数年振りに参加された方もいらして懇談で大いに盛り上がりました。スピーチでは、最新の市場情報を報告し、テンセント(0700)の大株主の売却とセンスタイム(0020)の株価の暴落についても取り上げています。

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