株価が互角 インサイダー取引の陰

 天斉鋰業(ティエンチー・リチウム・9696)の香港IPO価格が6日に決定され、同社は7日公募価格上限の82HKDと発表しました。国際市場での発行も満額のお申し込みがあったというので、旺盛な需要と投資家の人気が集まった発行価格だったと言えます。横並びで見てみると、同業の贛鋒鋰業(ガンフォンリチウム・1772)の株価は6日の終値では82.85HKDだったので、これを意識した発行価格かと憶測されます。

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炭酸リチウム製品、強いのはどっち 天斉鋰業と贛鋒鋰業

 中国自動車工業協会(CAAM)がこのほど発表したところによると、5月の中国の新エネルギー車(NEV)生産台数は前年比113.9%増の46万6千台、販売台数は同105.2%増の44万7千台で、いずれも高い伸びを示しています。自動車市場に占めるNEVの割合は24.0%で引き続き拡大していることを見ると、動力のリチウムイオンバッテリーに対する需要が依然旺盛であることが分かります。そうした中でリチウム鉱物製品を取り扱う天斉鋰業(ティエンチー・リチウム・9696)が13日、香港市場に上場します。

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IPO価格 A株の約半値?天斉鋰業

 香港市場で今年に入ってから最大規模と見られるリチウム鉱物製品の天斉鋰業(ティエンチー・リチウム・9696)のIPO価格がいよいよ6日に発表されます。同社A株の株価は香港IPOの発表もあって直近5営業日で、12.85%も上昇し、先週金曜日(1日)の株価は上場来高値に近い133元を記録しました。そんな中で同社香港市場での公募価格が発表されました。

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リチウムイオン電池の天斉鋰業がIPOへ

 車載用リチウムイオン電池最大手の寧徳時代(CATL・300750)の割当増資に機関投資家42社が手を挙げ、最終的に1株410元を超えるかまたはもっとも近い価格を提示した22社が割り当てられました。2018年同社上場の際、調達した資金は53億5千万元にすぎなかったが、わずか4年でIPOの8倍超の割当増資に40数社も増資に応募していることは同業界の先行き見通しが明るいと見ているとしか解釈が付かないのではと考えます。そうした中で原材料のリチウム鉱物製品を提供する天斉鋰業(ティエンチー・リチウム)がいよいよ7月13日香港市場に上場します。

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