南京銀行経営陣自社株買い

上海A株上場の南京銀行(601009)は11日の公告で、取締役や社外取締役など経営陣20人が845万元分の自社株買いを行ったと明らかにした。
 河南省の地方銀行が6月に取り付け騒ぎが起こり、不動産融資の割合が多い南京銀行にも飛び火したタイミングで、同行は6月29日、行長(総裁または頭取)の辞任を発表した。任期途中の突然の「人事異動」で市場では疑心暗鬼が起こり株価が下落した。そこにアナリストは、個人のアカウントで同行の経営難について非公式ながら暴露し、同行株は連日売られることになった。
 自社株買いについて、同行は自発的な判断だとして会社としての指示命令を否定した。

 

 

 

 

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